さて、今日から暦も変わりまして 9月!
新しい月の始まりです(^-^)
みなさんはどんな9月を予定していますか?
公園でも今月はイベントが目白押し。
くらし楽しくフェスティバルに
音楽祭♪
食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋
みなさんはどんな秋を過ごされますか?
本日は晴天に恵まれ
秋晴れの青空がすがすがしい
東川町キトウシ森林公園です。
『たいへんだ!たいへんだ!
物置の中に、コウモリがいるぞ!』 (公園業務係りのNさん)
そんな情報が入ったのは8月中旬でした。
『うっそだ~っ!カラスと見間違えたんじゃないの!?』(スタッフ一同)
オオカミ少年のごとく周囲にいつも冗談ばかり言っているから
みんな信じていませんでした。
このキトウシ森林公園に”コウモリ”がいるなんて・・・・
みんなが信じないので、
『もうこうなったら証拠写真を撮ってみせてやるぞ!』と意気込んだ
公園業務係りのNさん。
ついに・・・彼は決定的瞬間をとらえました。
AM9時くらいに撮影(スタッフNさん)。
(注意)これは木の節ではありません! ”コウモリ”です。
コウモリ君がせっかく見つけた「住みか」なので
場所はハッキリとは公表できませんが使用されていない物置の天井に
ぶら下がっていたそうです。
小屋の中には5~6匹いたそうです。
※懐中電灯を照らすとその光りを追うようにコウモリ君は飛んでいたそうです。
最初に発見した時の話しによると、今はほとんど使用していない
物置小屋の、高さ2m程の柱に3匹とまっていて
スタッフが入った際に驚いたのか、バタバタバタ旋回して
天井部にとまったそうです。
まさかこんな所に”コウモリ”がいるなんて思ってもみなかったので
”オバケ” が出たかと思ったと言っていました。
わたしも今日、その現場まで行って見てきましたが、
タイミングが悪かったのでしょうか・・・
残念ながらコウモリ君には会えませんでした。
みなさんはどんなコウモリの住みかのイメージを持っていますか?
わたしは薄暗くて、蜘蛛の巣が張って、じめっと湿気の高い洞窟に
いるイメージなのですが・・・
洞窟ではないですが、そのイメージ通りの場所に住みかを
構えているようです。この公園のコウモリ君は。
ここで問題!Q)コウモリは鳥の仲間でしょうか?
・・・・・・・・・ A)正解は哺乳類でした
この答えには私もビックリでした!
博物学者は『翼をもったネズミ』と呼んだそうです。
現在では、森林性のコウモリについては、生活の場である自然の広葉樹林と
それ以上に住みかとなる樹洞ができるような巨木が極めて減少して
棲息環境そのものが破壊されていることが問題になっているようです。
このキトウシの森にコウモリがいた事はとても貴重な自然界がここにはある!
という事実です。
“コウモリ”がいる森。
この環境を大切にしていきたいですね。
あらためて実感しました。
中国では蝙蝠(コウモリ)の「蝠」の字が「福」に通ずることから
幸福を招く”縁起物”とされているそうです。
百年以上生きたネズミがコウモリになるという伝説もあり
長寿のシンボルともされているそうです。
今日は残念ながら会えませんでしたが
次回ぜひ会いたいですねぇ コウモリ君に・・・・
もし会って「写真を撮ってもいいよ!」
と彼が許してくれたら、ズームインした写真を
みなさんにお見せしたいなぁと思います。